森に墜落した爆撃機、廃墟となった真珠湾攻撃後の日本からの攻撃に備えた基地

オフィシャルにガイドには、掲載されていないのですが、
近くの森に第二次世界大戦時の戦争遺産が残されています。

人の手が入っていない緩やかな登りの湿地を30分程、行きますと
真珠湾攻撃後、カナダ軍が日本からの侵略に備え、建設した基地跡に到着。

基地跡地より、さらに30分、木の根っこに覆われたテクニカルなトレイルと湿地帯を
登りますと、爆撃機に到着します。

1945年2月、任務を終え、バンクーバーアイランド北部の基地を
離陸した、12人の乗組員と3400Lの燃料と対潜水艦用の100KGの爆薬4発を積んだ
爆撃機が、エンジントラブルの為、操縦士の機転により、森に不時着しました。

奇跡的に、クルー全員に大きな怪我も無く、無事だったそうです。

着陸後、クルーによってエンジンの消火活動も行われ、吹き出した燃料への
引火も食い止められたそうです。

爆弾も誘爆する事なく、後に軍によって爆破され、そのクレーターは
現在も池として残っています。

プロペラや幾つかの部品はマニアによって持ち去られたらしいのですが
ほぼ原型を残したまま、基地も爆撃機も、キッズの落書きのキャンパスに
なっていました。

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